東京の竹芝桟橋から1時間45分。伊豆大島にやって来ました。青い空、青い海、信じられませんがここ大島は東京都なんです!車のナンバーも品川です。今回はあのくさ〜い、「くさや」です!大島から見る富士山です!海越しの富士山って、堂々としていてとても綺麗でした。いよいよ「くさや」の取材です。物凄く臭いのかと想像していたら意外と普通。この日は、「むろあじ」や「トビウオ」を開いて作っていました。これが「くさや液」!もともとは只の「塩水」だったそうです。昔、江戸まで魚を送るのに時間がかかるので塩水につけて送っていました。その塩も貴重なものだったので、何回も同じ塩水を使っているうちに、いつのまにか発酵してこの様な汁になったそうです。この汁で300年以上も経っているそうです。殺菌作用が強く、怪我した手などを汁につけると早く治るそうです。この汁に丸1日、開いた魚を漬けます。「むろあじ」と「トビウオ」のくさや!箱のフタを開けたとたん、アノ匂いが!工場で漬けているときよりも匂いが強い感じがします!!!!!炭火で焼いて・・このときが一番くさい!思わず逃げたくなるほどの匂いです。焼きあがって食べると、味は別物です!只の開きよりも風味が増し、美味いです。ご飯のおかずというより酒に合います。でも 綺麗に食べないと、冷めたくさやはもっと、もっと臭いそうです。