2011年最初の放送は、石川県の金沢からです!テーマはズバリ、カラクリ!どんな仕掛け・カラクリに出会えるでしょうか!金沢と言えば兼六園!何度か訪ねた事はあるのですが、今回初めて見つけたのが噴水です。今では当たり前ですが、ポンプなど機械がない頃からここにありました。さぁ、どうやって水を上げてるのでしょうか?名所の一つ、武家屋敷です。土壁に「むしろ」が・・・これで厳しい金沢の冬から壁を守るのだそうです。昔からの知恵ですね〜風情があって、見た目的にも良かったです。妙立寺と言うお寺の階段です。妙立寺の別名は忍者寺!つまり、この階段にもカラクリがあるのです!どんなカラクリかって?答えは放送の中で!金沢で凄い人を発見!その名を大野弁吉。江戸時代末期、長崎で医術、理化学、天文、航海術を学び、数学、砲術、馬術まで極めた人です。その弁吉が作ったカラクリ人形です。蒔絵から木工、金工、そして写真機やエレキテルも発明しました。まるでダ・ヴィンチみたいな方です。凄い!手に持ってるもの、最中のようで最中でない「福徳せんべい」です。正月の縁起お菓子です。割ると中から土や砂糖菓子で出来た人形などが入っている。割ってみないと何が入っているか分からないので、新年の縁起を占うお菓子として人気があります。ゴミ袋でプラネタリウムを作る現代のカラクリ師に出会いました。全てが手作りで、投影機も台所にあるアルミボールで作られていました。当たり前ですが、ちゃんと星座など見る事が出来、尚かつ、折り畳んでどこにでも持って行く事が出来ます。制作者曰く、自分は星の宅配便だと・・・プールの中に居るみたいでしょう!金沢21世紀美術館で発見しました。水が入っていないのに中の人物が水中に居るように見える作品です。これも現代のカラクリ!今回の旅で様々な仕掛け、カラクリ、技に出会う事が出来ました。言ってみれば、現代の技の原点はカラクリのような気がしてきて、どんな困難な壁に直面しても、アイデアと知恵で乗り越える事が出来ると言うような勇気まで貰えたような気がしました。カラクリ・・・バンザイ!