群馬県の倉渕町を訪ねました。小栗上野介をご存知ですか?幕末に外国、勘定、陸・海軍の奉行を歴任した人物で、洋式造船所をはじめ望遠鏡、ピストルそして写真のドリルなどを日本に初めて紹介した人物。その上野介ゆかりの地なんです。チェーンソーで丸太をくり抜いて看板を作るという「たんころ工房」を訪ねました。私もチェーンソーに挑戦!表札を作ってみました・・・如何でしょうか?群馬と言えば、コンニャク!コンニャクって一言で簡単に言いますけど作るの大変なんですよ!初めてコンニャク芋を畑に植え付けました。また群馬は、お切り込みなどの小麦粉料理が有名。原田さんに焼き餅、じり焼き、おつみっこ(スイトン)などをご馳走していただきました。石窯で焼くパン作りに挑戦! 分かりますか?左が「くらぶち」、右が人の笑顔。倉渕の方々をパンで表現してみました。縄文・弥生土器の後、穴窯という窯で焼かれた古墳時代の焼物・須恵器を製作している佐藤さんを訪ねました。 佐藤さん家の庭で須恵器の魅力をお聞きしました。火と煙と灰の力(釉薬を使わない)で製作する須恵器は、素朴で力強く、大体の計算は出来るが、窯出しするまで分からない残り10%の未知数が楽しいと・・基本的には黒い須恵器だが、「灰被り」と言って灰が被り、高温で長時間焼かれると写真のように緑や青の模様が描かれる。 近くの農家から朝、仕入れてものしか使わないという拘りの農家レストランを訪ねました。本物の野菜は、肉にも魚にも負けない味、そして力がありました。今回の群馬県倉渕の旅、最大の魅力は「素朴」でした。素朴とは、やさしく温かく、そしていつまでも飽きの来ないものでした。いい旅しました・・・