今回、訪れたのは佐賀県。佐賀県と言えば有田焼。その有田町を起点に伊万里市を訪ねました。 有田焼を代表する柿右衛門様式。現在のご主人である人間国宝で14代酒井田柿右衛門さんとお会いし、いろいろとお話を伺うことが出来ました。柿右衛門と言えば赤が印象的だが、濁手と呼ばれる乳白色の素肌を生かした余白を大事にしているんだそうです。これ何だか分かりますか?有田町独特の豆腐で「ごどうふ」と言います。ニガリの代わりに葛とサツマイモの澱粉を使って作ります。とにかくこの豆腐、食べる前に手で持ってみると普通の豆腐とは全然違います。ババロアのような弾力で、伸びるような感じがします。味は普通の豆腐より甘みが強い。ごどうふを使った料理です。左上が餅の代わりにごどうふを入れた「ぜんざい」、右上がババロアとごどうふを混ぜたムースで右下が天ぷら。そして左下が胡麻醤油などで食べる食べ比べ。口に入れたときの食感が変わるのが不思議な感じがしました。佐賀県に宇宙基地が・・・平成11年にオープンした宇宙科学館を訪ねました。踊っているわけではありません。バーチャル体験と言って、自分がまるでテレビの中に入ってゲームをしているのです。これからはゲームだけでなく救助活動や危険な作業などをバーチャルで訓練出来ます。無重力訓練する宇宙トレーナー。3D的にぐるぐる回るのですが、遊園地のジェットコースターなんてもんじゃありません!もうフラフラ・・・宇宙より、やはり地球がいい!東京駅を作った辰野金吾が設計した楼門。重要文化財です。敷地内は明治・大正時代にタイムスリップしたような大衆浴場などがある。この風呂は、殿様湯。殆ど昔のままに残されており、2階に控えの間があり専用階段で降りるとこの湯がある。昔の風呂ってハイカラだったんですね。宮本武蔵、伊能忠敬、シーボルトなども入ったとか・・伊万里はちがめプランの福田さん。ここは生ゴミから堆肥を作り、その堆肥で菜の花を栽培し、菜種油を作っている。全国的にも成功しているグループは少ない。細菌を利用して作るのだが、ゴミの上に物を投げたりすると、「細菌に失礼」と怒るユニークな福田さんの話が面白かった。生ゴミ・・・これが100日経つと・・・・・・堆肥になります。伊万里と言えば焼物と伊万里牛。その伊万里牛を訪ねました。モウ?大変でした・・・美味くて!ロースでこの霜降り!ステーキでいただきました。肉本来の味を試すには生!と言うことでニギリを・・・収録風景 全国各地に行ってる私ですが、佐賀県は殆ど初めて。以前通った事はあるのですが。はっきり言って面白かった!有田焼や武雄温泉に歴史のロマンを感じ、宇宙科学館や はちがめプランに夢を感じ、そして、肉も魚も美味い!旅をして・・・また旅をしたくなった佐賀の旅、いい旅しました。