鹿児島県の国分市にある上野原遺跡をスタートして錦江湾をぐるりとまわり、縄文時代から現代までの歴史を辿りました。後ろに見えるのは桜島。上野原遺跡・・・縄文時代のたて穴式住居。もちろんレプリカです。何と!縄文人は燻製を作っていたのです。鳥のササミで再現してみました。これが縄文式鳥の燻製です。下手な焼き鳥屋より美味い!縄文人に変身!縄文人が利用していたと思われる植物に葛があります。今では100%の葛粉は珍しく、他の澱粉を混ぜたりしてます。100%の葛粉は殺菌作用が強く、風邪や腹痛そして花粉症やアトピーなどにも効くそうです。でも100kgの根から7〜8kgしか採れないそうです。持っている根で15kg位です。縄文時代の後半になると稲作が行われるようになり、その米で酢が作られる様になりました。鹿児島県には純米100%で造る伝統の酢、黒酢があります。壷が何百も並んでいる光景は、まさに圧巻でした。黒酢・・・右から半年、1年、1年半。江戸時代になると「幻の切子」と呼ばれている薩摩切子が作られるようになりました。薩摩切子の特徴であるグラデーションが綺麗でした。 右がカットする前。現代になると桜島の溶岩を利用した焼肉用プレートが開発されました。このプレートの特徴は、非常に細かい気泡があり熱伝導も良く、煙も出ず、何と安い肉でも柔らかく美味しく焼けるとのこと。 近くのスーパーで一番安い肉を購入して試したところたしかに、煙も出ず、美味しく頂くことが出来ました。収録風景 収録風景 錦江湾は波が穏やかなのでシーカヤックには、最適な場所。桜島から3kmぐらいのところにある神瀬という小さな、小さな無人島まで行きました。今回もいろいろと貴重な経験をすることが出来、そして素晴らしい人々と出会うことが出来ました。いい旅でした。